【記事】ソニー、ハイスペック13.1型モバイル「VAIO Z」正式発表

 ソニーは、13.1型モバイルノートPC「VAIO Z」シリーズを3月6日に発売する。価格はオープンプライス。店頭モデルは「VPCZ119FJ/S」の1モデルが用意され、店頭予想価格は23万円前後の見込み。




 1月のInternational CESで公開された新モデル。最新のCalpellaプラットフォームを採用し、CPUにCore i3/i5/7、GPUにGeForce GT 330M(1GB)を搭載。VAIO Zの特徴であるグラフィックスの切り替え機能は、GPUを使う「スピードモード」、CPU内蔵グラフィックス(IGP)を使う「スタミナモード」に加えて、自動的にグラフィックス機能を選択する「AUTOモード」を搭載。これに伴い、切り替えスイッチがどのモードへも1回の操作で切り替えられるよう直角三角形に変更された。

 カスタマイズ対応のVAIOオーナーメードモデルは、高スペックのオプションを用意。Adobe RGBカバー率96%、1,920×1,080ドットのフルHD液晶、SSD 4台によるRAID 0構成(最大512GB)を選択可能。このほか、CPU、メモリ容量、光学ドライブ、ワイヤレスWAN、WiMAXの各種通信モジュール、バックライト付きキーボード(日本語/英語)、Adobe製アプリ、Office、ATOKなどのソフトウェア、本体色やデザインなどを選択できる。なお、HDDを選択した場合は光学ドライブを搭載できない。DVDもしくはBlu-ray Discの光学ドライブを搭載する場合は、SSDとの組み合わせになる。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100216_349236.html

□ニュースリリース

http://www.vaio.sony.co.jp/Info/2010/products_0216.html

□製品情報
http://www.vaio.sony.co.jp/Z/

 これだけスペック面が充実していると、気になるのが価格だろう。確かに、従来モデルも、カスタマイズの内容によっては40万円を超える価格になるというように、スペックだけでなく価格も飛び抜けていた。そして、新VAIO Zでもその点は変わっておらず、今回試用したスペックを実現した場合の価格は338,300円、SSDを128GB×4台、メインメモリを8GBに設定するなど、CTOでの最高スペックを実現した場合には45万円近くなってしまう。

 とはいえ、最小スペック時には159,800円からと、比較的安価な設定となっている(3月12日までプロセッサーキャンペーンにより153,800円から)。つまり、価格重視で購入することも十分に可能なのである。できれば光学式ドライブ搭載時にもHDDが選択でき、大容量ストレージを確保しつつ価格を抑えられるとよかったのだが、光学式ドライブを搭載しない状態でも、十分な魅力があるのは間違いない。
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/20100216_349242.html

(情報元:Impress PC Watch)




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おそらく、13.3インチ液晶を搭載するノートブックでは最強最高性能を誇るパソコン。
個人として最強設定で注文するには敷居が高いけれど、性能重視の企業法人用途
としては需要がありそうだ。
また、ついカッとなって最高性能を求めてしまうヘビーユーザーなら、漢の60回ローン
を組んででも注文したくなるぐらい魅力的な性能を誇る。

いくつか魅力的なポイントとしては、13.3インチサイズにフルHD解像度の液晶
SSDを4つ組むことでシステムドライブとしての読み書き速度が劇的に向上
さりげなくキーボードバックライトが仕込まれていることなどが魅力的だ。
他のパソコンメーカーが汎用パーツを構成して差別化のほとんど無い低価格
パソコンを発売しているのに対してソニーのVAIOシリーズはほぼ全てが
カスタム設計で無茶仕様を作りこんでくるところがソニーらしい。

もっともこれまでにも、東芝のリブレットシリーズの時代を先取りし過ぎた
超小型パソコンや、超薄型シリーズのDynabookSSシリーズ
ここ数年大人気を誇る、富士通のLOOX Uシリーズなどもあるが、
ソニーだけは飛び抜けた仕様を提案してくるところが面白い。
但し恐れるべきは、やはりソニータイマーなので、延長保証や
ソニースタイルでの3年保証が無いと、不安でたまらないのではあるがw