【動画】パソコン通信時代の懐かしい動画

オッサンホイホイなので、色々と細かいことは
各自で調べていただくということでw

●えヴぁんげりおん


●GGG退官記念ALL版


●すごいよマルチさん


※補足:電通大まにけん


●ZEROSPEC・PygmyStationのコミケ50~52宣伝用M-MASL


●楽園(新世紀エヴァンゲリオン)


●タキシ-ドミラージュ





ちょっとぐらいは解説しましょうかね。
1996年頃あたりのパソコン通信時代では、動画キャプチャー
のための機材がほとんど無い状態だったため、殆どが手書きトレス
と呼ばれる方法で1枚1枚の画像を紙芝居方式で連続再生する
動画規格として、MASLや、高解像度対応のM-MASLなどの
オープン規格がパソコン通信を通じて普及。

当時は256色QVGA(320x240) / VGA(640x480)以下の解像度で
かつ通信速度も遅く、ハードディスクがまだ数十~数百メガ
パソコンの性能もCPU66~133MHzあたりという
現在では想像を絶するほどの時代背景であったため
これら規格の動画を制作する人たちのことを尊敬の念を込めて
MASL職人と呼んだ。

当時のパソコンで出来るのは256色で上記解像度の画像を作成する
ペイントツールと、スキャナ、MASL動画ツールなどを組み合わせる
といった具合でした。
新世紀エヴァンゲリオンなどの人気アニメが登場すると、パロディ作品
が次々と登場し、動画も登場し始めるようになり職人が競うように
次々と作品を公開しました。

しばらくすると、NECがビデオキャプチャー機能を搭載したPC-9821
CPU166MHzの製品などを発売するようになり、ビデオカメラなどの
動画を取り込み、電通大まにけん部のような手書きと実写が混在する
動画が制作されるようになりました。

その後、インターネットが普及すると、これまでMS-DOSベースだった
パソコン環境がWindowsに切り替わり、Flash動画で同じようにパロディ
動画が公開されていきます。もちろんFlash職人と呼ばれ(以下略
替え歌などを組み合わせた作品が公開されていきます。

●VIPSTAR


実写PVに字幕を追加したバージョンを作った人もいて
ライブドアの忘年会だったか新年会だったかに歌った人が
召喚されたこともありましたw

●VIPSTAR (実写PVパロディ版)


●しぃのうた


Youtubeからニコニコ動画になると、キャプチャー機材の普及により
パソコンに取り込まれた動画を素材にアニメ作品同士を掛け合わせた
MAD作品が急増します。

●公安9課VSネルフ
※攻殻機動隊の組織 対 新世紀エヴァンゲリオンの組織 ネルフ


●続・公安9課vsネルフ


●魂のソフラン
※新世紀エヴァンゲリオンのテーマ曲「魂のルフラン」を
 柔軟材ソフランと置き換えて映像を制作したMAD作品動画



といった具合に進化、近年ではボーカロイドソフトによる
音声合成歌唱が誰にでも出来るようになったため
音声をボーカロイドで作成という時代になり、
そのボーカロイドを歌わせるだけでは飽き足らず
3Dキャラクターを自在に踊らせることの出来る
MikuMikuDance、そのキャラクターデーターを
AR技術(ARToolKit)により、PCカメラなどを通して見た
映像に対して付加情報や映像情報を追加することで
実際にはそこにないのに、映像上に追加映像を重ねて表示させる
ことのできる技術を組み合わせた動画も出てきている。
本来はAR技術には認識用のマーカーが必要だが
マーカーを必要としない方法を試みている制作者もいる。

●PTAMでLove&Joyを踊ってもらった




というわけで、オッサンホイホイからかなりズレたので、おしまいw