【記事】Android 2.2 "Froyo" 正式発表。Flash対応、アプリ高速化



誰もが予想したとおり、Anroid 2.2 "Froyo"が開発者イベント Google I/O 二日目に正式発表されました。バージョンナンバーこそ現行のAndroid 2.1からコンマ1の増量ですが、なかなか盛り沢山な内容となっています。プレゼンで挙げられた5つの目玉機能は:

  1. 高速化:JIT コンパイラによりアプリ実行速度が2~5倍高速化。
  2. エンタープライズ対応:20以上のエンタープライズ向け新機能。Exchangeの新機能(オートディスカバリ、セキュリティポリシー、GALルックアップ)。Device Admin APIで管理機能。
  3. サービス:アプリケーションデータバックアップAPI (デバイスを変更してもアプリのデータも保存・移行)。クラウド to デバイス メッセージング(サーバ上のアプリ・サービスからOTAでデバイスへデータ送信。デスクトップのGoogle Mapsで検索した経路をボタンひとつで転送など)。テザリング (USBモデム化 & WiFiホットスポット化。設定からチェックするだけ)。
  4. ブラウザ:Flash 10.1 Public Beta、AIR 開発者プレリリースに対応。正式版は6月にAndroidマーケットで提供予定。「世界最速モバイルブラウザ」。V8エンジンでJavaScript が 2~3倍速。HTML5対応強化。位置情報や姿勢センサ、カメラAPIもブラウザで利用化。音声検索は日本語・中国語も対応。
  5. マーケット:SDカードへのアプリ移動、外部ストレージから起動。すべてアップデート&アプリを選んで自動アップデート。クラッシュリポート送信。ウェブ版 Android Market (インストールを選択すればOTAでデバイスに自動転送)。ローカルPCの音楽ライブラリをネット経由でデバイスに転送。ストリーミングも対応。

主要な点についてはほぼ事前情報どおりですが、いずれにせよ現行のAndroidユーザはアップデートが配布されなければ呪いたくなるような充実ぶりです。また実機に触れて分かった限りでは:

  • 音声認識:7種類の英語なまり(米国、カナダ、英国、オーストラリア、ニュージーランド、インド、指定なし)、中国語、日本語から言語を選択可能。
  • 暗証番号:PINコードによるパスワード設定に対応。
  • Gmailアプリ:前後メッセージへの移動ボタンが追加、ラベルがカラフルに。
  • カレンダ:緑の予定バーが、ブルーになって実際の日時にあった大きさに変更。
  • カメラ:インタフェースが改善され、撮影画面がより見やすく。

などの点が追加・変更されていました。ただし期待された、SDカードへのアプリインストールについては今のところ見つかっておらず。2.2搭載端末が発表されれば、また詳細が分かるはずです。対応SDKはすでに公開中。

(情報元:Engadget Japanese)
http://japanese.engadget.com/2010/05/20/android-2-2-froyo/




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これ2.1→2.2って内容じゃなくて3.0ってレベルで進化してるよ…
こんなすごいフローズンヨーグルト怖いわあ…

とゆーことはつまり、アップデートの可能性が判らない現行機種よりもAndroidOS2.2搭載機種であって、かつ次期リリース予定のSnapdragon1.5GHz搭載スマートフォンが出るのを心待ちにすると幸せになれる!
ということなのかな?

iPhoneOSもベータ4まで開発が進んでいるようだけど…
これはAndroidOSが仕様上は優位性があるように見えてきたかも。
面白いことになってきたなあ。

とゆーわけで、HTCさんは高解像度で4.2インチ以上の画面パネル、Froyo&Snapdragon1.5GHz搭載スマートフォン作ってくださいw