【記事】キヤノン、家庭用SEDテレビの開発を断念
液晶やプラズマに対抗する高精細の大画面テレビの商品化を目指していたが、世界的に競争が激化する薄型テレビ事業に参入するのは得策ではないと判断した。
同社の広報担当者がロイターの取材に答えた。一方で、医療や教育現場での表示装置など業務用の出力機器への応用は検討していき、SEDそのものの研究開発は続ける。
SEDは、液晶やプラズマに続く次世代パネルとして、高精細で大型化に適しているなど技術的に優位性があるとされているが、価格競争に耐えられる量産化の技術確立が課題となっている。キヤノンは当初、東芝(6502.T: 株価, ニュース, レポート)とSEDの共同開発を開始して、04年に両社で折半出資会社を設立したが、07年には東芝が離脱。キヤノン単独でSEDの開発を進めていた。
(情報元:プレジデント ロイター)
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仕組みとしては画期的だったと思うんですけどね、開発に時間がかかりすぎました。