【記事】ドコモ、XperiaのAndroid 2.1アップデートを予告

NTTドコモが本日開催の決算説明会で、XperiaのOSを現行のAndroid 1.6からAndroid 2.1にアップデートする予定であることを明らかにしました。海外からは9月頃にアップデートという話も聞こえてきますが、ドコモによるアップデートの時期は不明。アップデートしたと思ったらもう旧バージョンだったということのないよう、あるいはHTC Desireに対するマイナス点をひとつでも潰せるよう、早めの提供をお願いしたいところです。

また積年の課題であるiモードメール対応も「2010年度半ば」になると発表されています。当初は「年内には対応させたい」という話でしたので、こちらは見通しがたったと読み取るべきでしょうか。そのほかに説明会で発表になった将来計画はドコモマーケットのコンテンツ課金対応(年度内)、おさいふケータイ対応スマートフォンの開発(年度内)、東名阪エリアからのLTE導入(データカードは2010年12月 / ハンドセットは2011年)など。



(情報元:Engadget japanese)
http://japanese.engadget.com/2010/04/28/xperia-android-2-1/




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今年後半には、ようやくAndroidOSのアップデートもMMSも解決しそう?というところでしょうか。
もっとも、XPERIAに限った話ではMMSに対応するよりもGmailを使うことを前提としているので、MMSは無くていいと思ってるユーザーの方が多いかもしれません。
ドコモドメインのメールアドレスが欲しい人を否定しませんが…

それよりも、ソニー・エリクソンの今後の端末供給について関心があります。
シリーズであるXPERIA x10 miniやmini proと言ったミニモデルは既に海外で販売が控えており、こちらも日本に来るだろうか?という点。
もう一つは、開発中が公式宣言されたPSPケータイを日本ではどう扱うのか、という点。
そしてボーダフォン時代を最後に供給していないソフトバンクモバイルへの供給は?

先日、総務省ではSIMフリー化についての最終結論として「選択制」ということになったようですが、ユーザーメリットで考えた場合、XPERIAなどのスマートフォンやこれから出るであろうPSPケータイなどを購入する際、端末と回線事業者を選択出来る仕組み作りが必要なのではないかと思います。

既にイーモバイルなどのように、パソコンを買う際に同時契約で割引が受けられるような販売手法があるのですから、携帯電話端末やスマートフォンも回線同時契約で割引が受けられるようにすれば、先日のSIMフリー選択制が意味を持ってきます。

PSPケータイは通常通りこれまでの販売チャンネルで販売し、回線契約は購入者の任意にする。
そうすれば、ドコモでもソフトバンクモバイルでも、選択出来るようになる。
但しau/KDDIはもう一つハードルがある。
ドコモ、ソフトバンクモバイルとは違う周波数規格を使用している足枷があるためCDMA2000 Rev.A対応のPSPケータイを出してもらうか、ドコモかソフトバンクモバイル、もしくは日本通信を経由してMVNOという選択肢を用意しなくてはいけない。
これまたなかなか難しい問題であるが、今年は本当にスマートフォンと携帯電話事業者の壮絶な競争が激化するだろう。