【記事】Adobe Flash Player 10.1 正式版 提供開始


4月のRC1から約2か月、Adobe がデスクトップ向け Flash Player 10.1 正式版 (旧RC7) の提供を開始しました。Windows / Mac OS X / Linux 向けの各形式 インストーラがリンク先からダウンロードできます。10.1の大きな特徴はH.264動画のハードウェアアクセラレーション再生に対応したこと。ですが、どうやら Mac版ではまだGPU再生支援に対応した" Gala " プレビュー版がマージされていないらしく、MacBook Proで試してもディスクリートGPUが有効になりません。

Adobe Labsの"Gala" Preview 2 ページの記述では、GPU支援再生はOS X版 Flash Player 10.1へのアップデートで提供される予定。アップルが必要な技術情報をごく最近まで開示していなかったという理由もあり、同時提供にはならなかったようです。また従来の最新版Flash Player 10.0.x 系にはクラッシュやシステムの乗っ取りを許す脆弱性が見つかっていましたが、10.1では修正されています。セキュリティ対策のためにもアップデートしておきましょう。

(情報元:Engadget Japanese)
http://japanese.engadget.com/2010/06/10/adobe-flash-player-10-1/



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Mac版はともかく、10.1にはGPU再生支援機能が実装されており、記事にもあるようにH.264動画ではCPU処理に加えてPCにGPUが搭載されていればGPUの処理も得られることで動画再生の処理が向上することになります(もちろん対応した再生プレイヤーは必要ですが)

それにしても、CPU+GPU処理が身近になってきて本当に凄い時代になりましたねえ。