【記事】デュアルコア・1.5GHz版 Snapdragonプロセッサ、年内にも出荷へ

QualcommのSnapdragonといえば、QSD8250という1GHzのプロセッサがXperiaHTC DesireNexus Oneなどの高性能スマートフォンをはじめ、DellStreakなどのタブレット端末にも採用されて一躍名前を広めました。同社の次なる策は、もちろん高速化Snapdragonの投入です。QualcommのCDMA技術プロダクトマネジメント担当VPであるMark Frankel氏が、Computerworldの取材に答えて、年内にもデュアルコア・1.5GHz版Snapdragonを出荷する予定であることを明らかにしています。

ふりかえれば同社は7月頭にデュアルコアで1.2GHz動作というSnapdragon MSM8260 / MSM8660のサンプル出荷を始めており、デュアルコア・1.5GHz動作のQSD8672も予告済み。今回の取材では、このQSD8672が年内にも出荷され、年明け早々にも、あるいは(Frankel氏の弁を借りれば)「積極的なベンダーはクリスマスにも」製品に搭載されるかもという道筋が見えたことになります。

45nm設計になる見込みのQSD8672では、高速化のほかにも各コアの動作速度を個別に設定することで省電力化する機能、1080p動画再生対応、HDMI対応、DDR2/DDR3メモリインタフェース搭載などの特長を備える予定。スマートフォン / タブレット向けのデュアルコアプロセッサはTIも年内の出荷を予定しており、スマートフォン人気拡大の裏ではチップを作る側も採用する側もしのぎを削る戦いとなっています。

(情報元:Engadget Japanese)http://japanese.engadget.com/2010/08/18/1-5ghz-snapdragon/



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ついにスマートフォン用デュアルコアCPUが来ますよっ!
製品として世に出るのは来年だとは思いますが、今から胸が熱くなりますね!
(是非PSPケータイに実装してください!>ソニーエリクソンさん)