【コラム】Android搭載のおサイフケータイは注意が必要?

2010年冬モデルの携帯電話が各社から発表されて、auのIS03や、ソフトバンクモバイルの003SHなどに期待が集まっている中、KDDIがIS03の「おサイフケータイ対応サービス予定」を発表していたのでチェックしてみると、対応しているサービスが段階的であることが判明しました。

2010年11月下旬対応予定のサービス
モバイルWAON
ぐるなびタッチ
ビックカメラビックポイント
ヨドバシカメラゴールドポイント

2010年12月上旬対応予定
全日本空輸株式会社/ANA:会員証


2010年12月以降対応予定
日本マクドナルド株式会社:会員証


2011年1月対応予定
ビットワレット株式会社:Edy


2011年度上期対応予定
東日本旅客鉄道株式会社/モバイルSuica


2011年3月以降対応予定
株式会社ジェイシービー/QUICPay (クイックペイ) 


2011年中対応予定
株式会社セブン・カードサービス/nanaco
株式会社日本航空インターナショナル/JAL:会員証
http://www.kddi.com/corporate/news_release/2010/1004/sanko.html


これらをチェックすると、日常的におサイフケータイを多用しているユーザーは安易に機種変更できないことがわかります。
特にモバイルSuicaは2011年度上半期対応予定となっており、広範囲に渡って相互利用可能なため安易に機種変更をするとモバイルSuicaが利用できなくなる可能性があります。
また、ソフトバンクモバイルやドコモでも同じようなことが言えるため、現在利用中のおサイフケータイのサービスが新機種発売直後は、まだ提供されていない可能性があります。

このため、今冬の新機種携帯電話への機種変更を期待している人は、おサイフケータイの対応を待つか、機種変更のタイミングを待つか、非Android機種という選択肢になるので注意が必要です。

でもおサイフケータイサービスの対応を待っていると、もうNFC対応スマートフォンや次期iPhoneのリリースが迫ってきて、また悩ましくなるのかもしれないので、非常に悩ましいところです。