【記事】Google、Gingerbreadクッキーを焼いているところだと発表。まもなくリリースか? 予想内容のまとめも

米Googleは日本時間13日早朝、Google Mobileの公式Twitterアカウントにおいて気の効いた表現で注目すべき発言を行った。彼らは「我々のカフェは今、お菓子を焼いているところだよ」とツイート。そして発言に加えて、Gingerbread Cookie(ジンジャーブレッド・クッキー)の画像を添付して公開している。そう、Gingerbreadだ。彼らはまさに今、Gingerbreadのリリースに向けて直前の準備の真っ最中であることが伺われる。

今週前半の噂でも、今週中にリリースと考えられていた。場合によっては米国時間の12日中、もしくは週明けにでもGingerbreadが登場するかもしれない。

Androidの次期最新バージョンの開発コードである「Gingerbread」は、バージョンナンバー2.3を示すものと見られている。

2.3すなわちGingerbreadでは主に以下のような改善や新機能が盛り込まれるとの噂だ。もちろん、全て確証の取れていない情報に過ぎないため、実際のところは違う可能性がある。いずれにしても、あと少し待てば全てハッキリするだろう。


  • UIの刷新。2.2までとはUIが大きく変わるものと見られる。とはいえ、実際には小規模とも?
  • Google Musicのサポート。Googleが開発中のクラウド型音楽配信サービスへの対応。
  • WVGA(1366×768)までの解像度をサポート
  • ボイスチャットをサポート
  • Google TVとの連携機能を導入
  • WebM動画のサポート

他にも噂レベルではいくつか話があがっているが、詳細は不明。いずれにしてもより高解像度のディスプレイへの対応が進むことは確かと見られている。それに伴い、端末ベンダー各社から2011年初頭にもGingerbread搭載タブレットが多数お披露目されるとの話も聞こえてくる。スマートフォンに関しては最初はNexus One向け、そしてサムスン電子からGoogleブランドのスマートフォン「Nexus S」が年内に、来年の第1四半期に自社ブランドでGALAXY Sの後継機種を、ソニー・エリクソンが来春にXperiaの後継機種をGingerbread搭載モデルとしてリリースするとの噂だ。

いよいよ迫ってきたGingerbreadのリリースを楽しみに待ちたいところだ。

【情報元、参考リンク】
Google Mobile Twitterアカウント/該当ツイート

【記事元:GAPSIS.JP】
http://www.gapsis.jp/2010/11/googlegingerbread.html#more




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ついにAndroidOS 2.3が来ますね!
これまでの解像度サポートであった800x480から1366x768をサポートすることで、対iPhone4へのネックだった解像度が払拭されます。
auのIS03がiPhone4と同じ解像度である960x640という例外があるものの、これで今後のスマートフォン解像度のスタンダードは800x480を脱却できることになります。
そうすると、今度は当然ながら描画処理性能を求められることになるのですが、その処理を担うSnapdragonは1.5GHzデュアルコアが控えていますし、Tegra2も控えており、こちらも問題が無さそうです。

恐らく来年は、iPhone5?とAndroid2.3/3.0?が真っ向から衝突することになることが予想されます。
今年は結局iPhone4ホワイトのリリースを逃したことで、スマートフォンへの移行を思いとどまった人や、800x480解像度の画面サイズスマートフォンでフィーチャーフォンからスマートフォンへの機種変更を思いとどまった人は、2011年大きく悩ましい年となりそうです。

特に、次期iPhoneは非接触IC規格であるNFCを搭載する可能性があり、HTC社も非接触ICチップの搭載を検討しているそうですので、こちらも気になるところです。