【記事】任天堂vsソニー激突!3DSに対抗、新PSPの凄い中身

 裸眼で立体的に見える「ニンテンドー3DS」(任天堂)が2月26日に発売されることになり、がぜん注目を集める携帯型ゲーム機。ライバルのソニーも来週、プレイステーション・ポータブルの後継機「PSP2(仮称)」の発売を発表するとみられている。3DSを牽制するようにお披露目となりそうな新PSPの中身は-。
 ソニーは27日、都内のホテルで、ゲームソフト開発会社向けの大型イベント「PlayStation Meeting2011」を5年半ぶりに開催する。
 過去の同イベントではソニーのゲーム機に関する重大発表が行われている。直近の2005年7月のイベントでは「プレイステーション3(PS3)」が初披露され、04年7月にはPSPが初めて公開された。
 いずれも任天堂の新製品の対抗機種がイベントに登場しており、今回も3DSの対抗機種となるPSP2が初お披露目されるとみられている。
 投資情報会社、TIW(東京)の鈴木崇生アナリストも来週のイベントでPSP2が公開されるとみる1人。
 「任天堂が3DSで、外部のソフト開発会社のソフトを大幅に強化している。このままではソニー向けにソフトを開発してきた会社が任天堂にシフトし、ソニーのゲーム事業がジリ貧になりかねない」(鈴木氏)という危惧があるなか、3DSへの対抗上、PSP2を公開せざるを得なくなるというのだ。


 気になる仕様については、3DSのような3D(3次元)機能はついていないものの、ネットワークとの連係機能が強化され、処理能力はPS3並みに大幅に引き上げられるもようだ。
 発売時期は「ゲーム機の最大の売り時は年末。3DSが発売されて初めての年末商戦にぶつけるため、今年12月に発売されるのではないか」(業界関係者)という。
 一部の有力ソフト開発会社にはすでに、PSP2のスペック情報や開発キットが提供されているとの話もある。
 そのPSP2とともに注目されているのが、PSPの機能を搭載したスマートフォン(多機能携帯電話)「PSPフォン(仮称)」だ。ソニーグループの携帯電話機メーカー、ソニー・エリクソンが2月にも発表するとみられている。
 本格的なゲーム機能を持ったスマートフォンは世界初。前出の鈴木氏は「これまでゲームのコアユーザーでなかった層もスマートフォンという切り口で取り込め、ゲーム市場を拡大させることも可能」と期待する。
 ゲーム機市場は消費低迷に加えて、「グリー」や「モバゲー」など携帯電話向けゲームの普及により、縮小傾向にある。任天堂とソニーの新製品の激突は、低迷する市場のカンフル剤となるのか注目される。


情報元:産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110123/ent11012300420001-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/entertainments/news/110123/ent11012300420001-n2.htm



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PSP2の開発キットは既に開発メーカーに渡っているらしいですが、性能的な話は出てきていませんでした。が、PS3並みとなると、CELL B.Eを搭載してるようなすごい性能になってしまうことになります。
確かに携帯ゲーム機としては高性能ではありますが、PSPにCELL B.Eを搭載するのは現実的な話ではなくサイズ的にも搭載は難しい気がします。

またいわゆるPSPケータイの方は、Androidベースでという話が出てきている中で、さてどこの事業者からリリースされるのか?という点が残ります。
またSIMロックがなされるものなのか、SIMフリーなのか?という点でも気になるところです。