【記事】CES会場にソニエリの未発表スマートフォン広告、薄型のXperia X12 / Anzu?


正式なフロアオープンを明後日に控えつつ実質的には開幕したCES 2011より。会場ラスベガスコンベンションセンターでは、 至る所に各社のポスターやバナーが貼り出されています。ソニーのバナーに載っているのは謎のソニエリ製デバイス。Sony Ericsson のスマートフォンはもはやお家芸のように片端から流出していますが、写真の端末はディスプレイ幅との比率からしてかなり薄型のようです。

さらにバナーを望遠レンズで撮って拡大してみると、ボタンのようにも見える側面のモールドが実は穴であること、つまり3.5mmヘッドホンジャックらしいことが分かります。薄く見せる・感じさせるデザインを考慮しても、ヘッドホンジャックの幅から判断すれば本体は「超」をつけてもおかしくないほどの薄型のようです。これに当てはまりそうな未発表端末といえば、Xperia X10 (日本版はドコモ Xperia) の後継機とうわさされる Anzu / Xperia X12。

Anzuは4.3型の大型ディスプレイを備えた薄型端末とされており、次期 Xperia のフラッグシップとしてバナーに登場するのもおかしくありません。新 Xperia ラインナップについては2月にイベントが予告されていますが、その前にCESでソニーの プレスイベントとしてなんらかの発表があることも考えられます。


情報元:Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2011/01/04/ces-xperia-x12-anzu/



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今年はスマートフォンが去年以上に登場するのでは無いでしょうか。
既に噂されているNFC搭載iPhone5や、AndroidOS2.3搭載スマートフォン、そして先のPSP携帯。
登場時期はそれぞれ異なるにしても、従来型携帯電話から大きく脱却する要素が揃いすぎています。

しかし、注意すべき点はやはり既存の非接触ICサービスの対応だと思われます。
IS03や、003SHなどのAndroidスマートフォンはまずWAONとヨドバシカメラ、ビックカメラなどの量販店ポイントサービスからの対応ですが、まだ交通系のSuicaには非対応です。
これらはFelicaが搭載されていますが、これから登場するNFCはまだ未知の領域です。

恐らく春に開催されるIC CARD WORLD EXPOには、これらを模索する出展があると思われるので要注目だと思いますが、いずれにせよ普段、おサイフケータイを多用している都市部の人は機種変更には特に注意を要すると思います。