NTTドコモ5機種ソフトウェア更新


 NTTドコモは、シャープ製のAndroid搭載スマートフォン「AQUOS PHONE SH-12C」について、テレビ連携やカメラ機能を向上する「機能バージョンアップ」を8月25日より提供する。パソコン経由かWi-Fi経由でアップデートを行える。
今回提供される機能バージョンアップにより、「スマートファミリンク」がサポートされ、対応するシャープ製レコーダー「AQUOSブルーレイ」で録画した番組をSH-12Cで再生できるようになる。また、スマートジャンプ機能、AQUOSインフォメーションも、シャープ製テレビ「AQUOS」の対応モデルで利用できるようになる。
カメラ機能では、「モシモカメラ3D」に対応するほか、「ゴルフスイングビデオカメラ」「一眼レフ風カメラ撮影」「3Dジャッジ!」「ペット(犬/猫)顔検出」「スライドショーの表示効果追加」にそれぞれ対応する。
このほか、「ラウンドホーム」が利用でき、Flash Playerは10.2となる。「GALAPAGOS App for Smartphone」はサムネイルサイズが変えられるようになる。
今回提供の機能バージョンアップは、7月21日より提供されているソフトウェア更新を適用した端末(ソフトウェアビルド番号 01.00.06)が対象。機能バージョンアップにより、ビルド番号は01.01.02となる。プリインストールアプリは「Smart Familink」「モシモカメラ3D」「ゴルフスイングビデオカメラ」「ラウンドホーム」が追加され、「ホームネットワーク(送信)」「ホームネットワーク(受信)」は「Smart Familink」に統合されるため削除される。
NTTドコモは、「F-09C」「F-10C」「SH-10C」「SH-11C」の4機種で不具合があるとして、ソフトウェア更新サービスの提供を開始した。
「F-09C」と「F-10C」で確認された事象は、「特定条件下でアラームのスヌーズが鳴らないことがある」というもの。さらに「F-09C」では「スライドを閉じても画面が暗くならないことがある」という不具合もある。
「SH-10C」「SH-11C」の2機種では、「文字入力時に特定文字を入力すると、文字入力画面が終了することがある」という事象が発生する。
いずれの機種も自動更新機能が用意されており、初期設定では午前3時になると更新が行われる。更新中、緊急通報を含め、他の機能は利用できない。更新所要時間は機種によって異なる。