【レポート】ASUS ZenFone 2 Laser初期設定(後編)

初期設定(前編)からの続きになります。
ZenFone 2 Laserの端末設定をしていきます。

設定画面から「端末情報」を選択します。


「端末情報」を開いたら、一番下に「ソフトウェア情報」がありますので
ソフトウェア情報をタップして開きます。

「ソフトウェア情報」の一番下に「ビルド番号」がありますので
ビルド番号を7回連続でタップします。


7連続でタップすると「デベロッパーになりました!」
と表示され開発者モード」が使えるようになります。


「開発者向けオプション」が開けるようになりますので
こちらを開くと下の画像のようなオプションが色々表示されるようになりますが
ここで設定するのは「スリープモードにしない」のチェックを入れるだけになります。
この設定は充電中に画面をスリープにしないで使うためのもので
充電中は画面が常時表示される設定です。
主にデスクにスマホを置いて充電しっぱなしですぐに使える状態が
欲しい人向けの機能になります。
注意が必要なのは、睡眠時に枕元で充電ケーブルに刺してアラームを
使うような場合には寝る時にも画面が点灯しっぱなしになったり、
デスクで退席中にもスリープにならないので、必要に応じて画面を
ダブルタップしたり電源ボタンを押して任意でスリープにする必要があります。


ホーム画面を左右にスライドさせると壁紙やウィジットを追加する
コメントが表示されますのでお気に入りの壁紙などがあればここから設定できます。
画像は私が設定したスクリーンショットです。
この壁紙は漫画家「海藍」先生が出版した「トリコロプレミアム」付属のCD-ROMに
収録されている壁紙です。


ZenFone 2 Laserではメールを受信するプロバイダ画面を
下の画像のように選択したり、POP3から取得することができます。
Gmailはグーグルが提供するメールサービスですので、Gmailアイコンからも個別に
アクセスすることができますが、ほとんどのメールサービスの場合
GmailでPOP3のメールを取得できるので、Gmailを登録して
メールを取得する方法がいいと思います。


通話設定に関しては、OCNモバイルプランで090/080の番号付きSIMを
購入した場合はその携帯番号から発着信が出来るようになりますが、
今回はデータ通信専用SIMを購入したのでIP電話サービスの
050plusを申し込みしました。
Google playストアから050plusアプリをインストールします。

050plusアプリを起動すると初期画面が表示されます。


050plusアプリが情報取得する項目の確認画面が表示されます。


メニュー画面が表示されますので、
アプリから申し込む方法と、申し込み済みで番号とパスワードが発行されている場合の
方法を選択します。


今回はOCNモバイルONE申し込みと同時に050plusを申し込んでいたので
050番号とパスワードが既に発行されていましたので
「お申込み済みの方はこちら」から、050番号とパスワードを入力します。
これで050番号での発着信が出来るようになります。
但し、警察110番通報や、救急消防119番通報、海難通報118番など
緊急通報の発信はできません。
もし必要な場合には、最寄りの警察署や消防署の電話番号を検索して
固定番号に発信し、「IP電話からの通報」と伝えてから通報しましょう。
この場合、発信者位置情報を通知出来ないので、住所などを確認してから
発信すると確実です。




さて、ここまで初期設定をしていて画面がかなり暗いことに気付きました。
画面の明るさを調整したいと思います。
ディスプレイを開いて「明るさのレベル」を開きます。


「明るさのレベル」を開くと、自動調整にチェックが入っています。
この自動調整で画面の明るさが自動調整されているようなので
自動調整のチェックを外し、明るさを調整します。
明るさを最大にすると、かなりまぶしいので日常的に使う場所の
明るさに合わせて手動で明るさを調整します。


明るさを調整したら「画面カラーモード」の設定も確認します。


画面カラーモードは画像の通り、色温度と
バランス、ブルーライト、ビビッド、手動設定から選択することが出来ます。
通常設定ではバランスに設定していて十分ですが、
カメラ撮影などを多用して表示する機会が多いのであれば
ビビッドを選択して発色を強くするのもおすすめです。


端末性能を確認できるアプリに「CPU-Z」というアプリをインストールすると
使用されているSoCやクロックスピード、GPUなどを確認することができます。
ZenFone 2 Laserには、QualcommのSnapdragon410が1.21GHzで動作しており
クアッドコアであることも確認できます。


デバイス表示にすると、モデル名、工場、画面解像度、RAM、内蔵ストレージ
なども確認することができます。


サーマルを選択すると、内蔵センサーによる温度を測定してリアルタイムで
温度表示を確認することができます。
スマートフォンを使用しているときにありがちな異常高温の時など、
どのくらい温度があるのか確認するときに便利です。


スピードテストアプリは色々ありますが、私がテストした環境では
OCN光回線にWi-Fi接続して、下り41.31Mbps、上り42.46Mbps でした。
ちなみにWi-Fiを切断してOCNモバイルONEで4G接続した速度では
下りおおむね4Mbps前後でした。4G回線接続で4MbpsですのでYoutubeを
視聴しても問題ない速度です。


ホーム画面の管理からは、さらに細かい設定が出来るようになっています。
テーマ設定はダウンロードで14種類から選択出来るようになり、
高すぎる女子力をアピールできるテーマもありました。

またフォントの選択画面もありましたが、日本語フォントが
システムデフォルトしか見当たらなかったので、ここはASUSさんに
もう一歩、踏み込んで欲しいところです。
平成丸ゴシックとか、シンプルで読みやすいフォントが2つぐらいあると
よかったですね。




というわけで、初期設定が完了しました。
Googleアカウントの登録があれば、Googleドライブも、Googleフォトも
どんどん同期していくので、普段使っているGoogle情報や
Gmailに登録の連絡帳などを追加したり、逆に撮影した画像を
Googleフォトに自動でバックアップしていくのも便利です。

ASUS独自のテーマや、レーザーオートフォーカス、スーパーHDR、
SIMカードのAPN自動登録機能、日本語入力システムATOKなど
スマートフォンを使い込む人には、とても便利にチューニングされています。

ZenFone 2 Laserでは、液晶解像度はフルHDではなく、HD解像度と
一段下回るのですが、それを感じさせない作り込みは優秀な端末である
ことの証だと感じられました。

今後の期待値としては、Android 5.1へのアップデートと
交換用バッテリーの提供といった部分であると思います。
特にバッテリー部分では、ユーザーが使っていく上で最大の懸念事項
であるために、純正交換バッテリーが発売されることに強く期待したいです。
サードパーティから互換バッテリーが出そうな気がしないでも無いですが
安全面と製品保証の問題から、出来るだけASUS純正バッテリーで
長く使いたいところです。