【レポート】ZenFone 2 Laser 発売前体験会

ASUSからAndroid5.0搭載の5インチスマートフォン「ZenFone 2 Laser」が発表され
東京渋谷区のジンナンカフェで発売前に体験会が行われました。

事前に募集されて選ばれた35名が集まり、ASUSによるセミナーが行われ
製品紹介や機能説明、日本向けに対応するためのチューニングなどが説明されました。

筆者も抽選に当選したので早速レポートしたいと思います。

会場入口には、看板が設置され貸し切りになっていました。

会場に入ると、ZenFone 2 Laserが設置してあり、ホワイト、ブラック、レッドの
3台が自由に触れる状態になっていました。

 背面カバーはツヤ消しマット地になっており、質感としては全色ツヤ消し仕様。
特にホワイトとレッドは安っぽいツヤツヤが無く、高級感があります。
しかし、レッド以外は手汗で指紋が目立ちやすく、気になる人は
クリーニングクロスやマイクロファイバークロスなどで拭き取りが必要です。

カバーを外すと、取り外し可能なバッテリーパックと、デュアルSIMスロットが確認できます。
右側のSIMスロットに重ねるようにmicroSDカードが挿入できます。

カバー裏面にはボリュームキーの周囲に、凹みが発生しないように立体支点設計
になっており、ボリュームキーを押した時にカバーが凹まない設計になっています。


セミナーでは、前モデルであるZenFone 5との仕様比較の説明があり、
全般的にスペックアップが強調されていました。

カメラ機能には、新たにレーザーオートフォーカスが採用され、
デュアルカラーLEDフラッシュにより、白飛びを少なく人肌の色再現が出来るような
設計になっています。

デュアルSIMスロットに対応しており、2枚のSIMカードを排他的に使用することが
出来るようになりました。このSIMスロットは4G/3G/2Gに対応していますが
2枚を同時に使用することはできません。

SoCはSnapdragon410のクアッドコアに。
Android OSは5.0.2
メインカメラは背面に1300万画素、インカメラが500万画素、F値2.0
カードリーダーにはmicroSDXC128GBに対応
サイズは、高さ143.7mm 幅71.5mm 最薄部3.5mm
画面は、5型  1,280×720ドット(HD) TFT液晶


オートフォーカスにはこの製品名にもなっているレーザーオートフォーカスが
採用されており、暗闇でも瞬時に撮影が可能なようです。
実機での撮影もオートフォーカス速度が速く、撮影するのが楽しいです。

ローライトモード撮影では、他社製品との撮影比較が紹介され
iPhone6plus、XPERIA Z3よりも明るくはっきりと撮影が出来、
ノイズをおさえながら明るさを400%アップ、コントラストを200%アップして
鮮明に撮影することができます。


背面のデュアルカラーLEDフラッシュと、周囲の明るさに合わせて発光度合いを
自動調整するリアルトーンフラッシュ機能で白飛びが少なく自然な色合いを再現できます。

操作機能としてZenMotionが紹介され
スリープon/off ジェスチャー 片手モードが用意されており
画面に対してダブルタップをすることで電源ボタンを押さなくてもon/off可能
ジェスチャーでは
Wでブラウザ、eでメール、zでメモリ開放、sでメッセージ
cでカメラ、vで電話が起動するだけでなく、カスタマイズで機能を設定することもできます。

日本市場向けのチューニングとして、人気のある日本語入力システム
ATOKを標準搭載しており、正確で快適な文字入力ができます。
Google playストアで購入すると1543円するものが標準搭載されているというのは
お得感が強いです。
もちろん、Google日本語入力がいいという場合には、別途インストールして
切り替えることで使用することもできます。


便利な機能として「SnapView」が紹介されました。
この機能は、所有者ログインと、SnapViewでログインの2つのログイン機能により
1台で全く別の新しい保存領域を作成することで、保存データや通話履歴、電話帳、
各種設定を使い分けることができます。
プライベート用と仕事用などと使い分けることが出来るので、ビジネスで使うなどにも
便利な機能になります。


SIMスロットは2つ用意されており、LTE/4Gにも対応しています。
但し、2つを同時に使用することは出来ないため、どちらか一方を
優先的に使用することになります。


ということで、ZenFone 2 Laserが2015年8月8日に、いよいよ発売。
価格はオープン価格で、予想実売価格は税別27800円
アクセサリーとして専用ビューフリップカバーが2680円
専用保護フィルムが780円で用意されるようです。


その他、個別質問で問い合わせた情報は


・バッテリー着脱可能、但し交換バッテリーの提供は未定
・バックカバーの別売りは人気があるとのことで検討しているとのこと
・楽天モバイル専用モデルとして8GBモデルに楽天専用アプリがインストール
・通常モデルの容量は16GB、空き容量はおよそ10.48GB
・家電量販店では全般で取り扱いを予定、ZenFon 5販売のあったところは引き続き取り扱い予定

というわけで発売日前にZenFone 2 Laserの実機を入手したので
引き続き実機レポートいたします。