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【ガジェット】テレビチューナー「HVTR-BCTX3」を導入!

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3波テレビチューナーである「HVTR-BCTX3」を購入しました。 https://www.iodata.jp/product/av/tuner/hvtr-bctx3/ 実は筆者はこれまで、テレビを買ったことがなく、 初めて買ったのはFM TOWNS専用のテレビチューナー「FMT-TU101W」 からでした。 このチューナーはTOWNSモニターにRGB入力でテレビ映像を表示させることが 出来て、なおかつ、ビデオ入力とS端子入力を持っており、 S-VHSデッキを接続することでテレビ視聴と、ビデオ録画が可能でした。 しかし、購入からおよそ10年で経年劣化で故障したため、同じ仕様の テレビチューナーに買い替えました。 次に買い替えたのはアイ・オー・データ機器の「TVBOX2」でした。 https://www.iodata.jp/product/av/analog/tvbox2/index.htm このチューナーはTOWNS専用だった前のチューナーと違い、 DOS/VモニターであればRGB入力できるものでこちらも長く愛用 していました。 2009年頃になると、地上デジタル放送が始まる関係で、アナログチューナーが 使えなくなることを考え、バッファローの地デジ対応3波チューナーに 買い替えました。 それが「Link Theater LT-H90DTV」でした。 https://av.watch.impress.co.jp/docs/20081024/np046.htm このチューナーが画期的だったのは、それまでアナログチューナーだった 従来型チューナーでのVHSデッキによる録画から、USB接続のハードディスクに 直接番組録画をすることが出来るという点と、地デジ・BS・CSデジタル放送 に対応しているという点だった。 これは最高だ!と思っていましたが、この機種には難があり、 バッファロー製品に使われている汎用電源回路が陳腐でコンデンサ膨張による 故障が多発、コンデンサ交換による修理をすること6回、ヒューズが飛んで 電源回路自体をまるごと交換すること3回という、かなりの曲者でした。 それでも2020年5月まで約11年稼働し、6台の外付けハードディスクを 渡り歩いてきました。 そして今、国からの特別定額給

【コラム】パソコン無しでIT社会を生きられるのか

秋葉原の中古販売店イオシスさんによると、4月の中古パソコン 販売が前年同月比で300%になったとのこと。 https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/wakiba/find/1246565.html 緊急事態宣言でリモートワークの影響なんでしょうけれど、 1つ問題が。 え、みんなパソコン今まで持ってなかったの? ヤフー知恵袋のここ数年の傾向を見ても、 親世代がパソコンを持っていない、親世代がスマホを使いこなせていない 当然その子供はスマホやパソコンなどのIT機器に疎い。 こういう世代とこの親世代から社会人になった新社会人が パソコンを持っていないと思われます。 現在のスマホはとても優秀で、Youtubeは見れるし、 TwitterもLINEも出来る。 なんならコンビニのコピー機でプリントアウトも出来るし 自宅にプリンターがあればプリンター出力もできる。 そう、優秀なんです。 が、スマホには出来ないこともある。 それは例えば、CDからのリッピングや音の切り出しによる着メロなどの 特定音を作ったり、高度な編集を含むビデオ編集。 そして、画面全体を使ったTwitter管理アプリTweetdeckなどの使用です。 ほかにもOffice系文書の取り扱いはスマホでも出来ないとは言いませんが 向いていませんし、データの管理もスマホでは困難です。 インターネットが普及してADSL普及から20年が経過しようとしているのに この国では、政府のIT担当大臣ですら「USBジャックはなにか?」 と聞かれて答える事もできない始末だ。 国民はパソコンよりもスマホに夢中になってしまい、完全に受け身に なってしまった。 これでは日本のITは衰退するだろう。 と、思ったら東京都が84億円の予算で全生徒にパソコンを配る とか言い出しましたよ。 とりあえずはオンライン授業のためにパソコンを貸し出して 学習の格差を懸念したものらしい。 https://www.bcnretail.com/market/detail/20200507_171611.html このなかには学習用パソコンと通信費も入っているようなので、 あとは学習用コンテンツ次第なのだろう。 新型コロナウイルスのおかげで強制的

【コラム】新型コロナウイルス時代に映画館は生き残れるか

>アニメ『トロールズ ミュージック★パワー』で、全米で4月10日に「プレミアムVODレンタル」(48時間のレンタルで19ドル99セント)が始まった。現地時間の4月28日、ユニバーサルは『トロールズ』が配信後約3週間で1億ドルを売り上げたと発表した。 https://www.zaikei.co.jp/sp/article/20200501/564662.html 財経新聞の記事によると、ビデオオンデマンドで1億ドルの売り上げを 叩き出したとのこと。 ビデオオンデマンドでは映画会社の取り分は80%のようなので 8000万ドルということになる。 通常、映画館での上映だと折半になるため、映画会社としての収入が 増えるのは魅力的で、NBCユニバーサルでは、 「映画館が再開後も、新作を劇場公開と同時にデジタル配信する」と語った。 しかし、アメリカの映画館業界はこれに猛反発。 全米最大のシネコンチェーンAMCは、「(新作を劇場公開と同時にデジタル配信する)リリース方針の変更は受け入れがたい。アメリカ、ヨーロッパ、中東にあるAMCの映画館全てでユニバーサル作品を上映しない」と書簡を送ったとのこと。 つまり、どういうことかと言えば、世界中の人々は既にスマホで いつでもビデオオンデマンドを利用できる状態にあり、 映画製作会社は、その気になればいつでもデジタル配信で映画作品の 配信が出来るようになり、映画館は時代遅れの施設になるということ。 現在の日本で例えるのであれば、4月にようやく5Gサービスがスタートして 4月28日のNTTドコモの決算会見で5G契約者数が約4万人になっている。 https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1250085.html ソフトバンク、auも同水準だと考えるのであれば、推定で10万人が 5Gスマホを手にしている計算だ。 まだ5G基地局が限定的とは言え、それ以外でも4Gスマホで ビデオオンデマンドを利用している人は多い。 dアニメストアやAmazonプライムビデオを見ている人は多いだろう。 そういう下地があるのだから、劇場公開予定の作品が新型コロナウイルス による緊急事態宣言で映画館休業で上映予定の映画作

【コラム】「活字を読め」というのは根拠があるのか。

よく「活字を読め」「漫画とラノベはだめだ」 などと言われることがあるかと思いますが、 言ってる当人は果たして、どのような媒体を想定して どういう結果を求めているか。 おそらくは小説作品や新聞を読んで、知識量を増やせ ということを結果として求めている、そんな気がします。 まあ、一定の効果はあるんでしょう。 でも、このデジタル全盛期に活字を読めってのは具体性が欠落 しているとは思いませんか? 漫画にしたって、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」なんて コミックスが200巻出ていて、中身は趣味の解説に大量のセリフが 使われていて、知らなくても両津勘吉が雑に解説してくれる。 しかも時事ネタが大量で読んでるだけで現在のトレンドがわかる すごい作品でした。 あれこそが活字であったと言えます。 あとはラノベ、「狼と香辛料」などで社会経済に強い関心を持った人や 「マリア様がみてる」で対人コミュニティと挨拶の重要さを覚えた人や 「銀河英雄伝説」で政治経済の重要性と組織の腐敗を学んだ人は多いはず。 もっと言ってしまえば「枕草子」だって、昔のラノベですし。 そういった媒体に限らない知識学習の機会を狭める「活字を読め」 というのは意味がありません。 かつては漫画「動物のお医者さん」では、絶大な人気があり 獣医師を目指す人が増えたという時代もありました。 漫画やラノベは、時に、読者の人生の目標になったり、転機に なることもあります。 そういったものを否定することは出来ません。 もっとも、社会人としては、それだけではなくて、 ネットニュースでいいので、産経新聞や日経電子版などにも アンテナを張っておきたいところではあるのですが。