【コラム】ロボット警備は警備員の代用に成り得るのか
ビルを警備する半自動の遠隔操作ロボット。Mira Roboticsと大成が共同開発 https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1236569.html セコム、“バーチャル警備員”を開発 「令和時代の当たり前にしたい」 人手不足対策で2020年の実用化を目指す https://www.itmedia.co.jp/news/articles/1904/25/news123.html ロボット警備はじまる、自律走行型巡回監視「セコムロボットX2」提供開始 成田空港が導入 https://robotstart.info/2019/05/25/secom-robot-x.html 近年、警備員の人手不足を解消することを目的としてロボットによる警備の研究が進んでいます。 アニメの世界では、機動警察パトレイバー the Movieで箱舟内に設置されたガードロボットなどが有名ですが、あれは架空の世界とは言え1989年公開の話。 今や、ボストン・ダイナミクスや、ソフトバンクロボティクスなど、世界中でロボット研究が行われている時代です。 そんな中に登場するロボット警備が果たして実用的なものなのか。 まず、警備員の役割というものは、 1、犯罪抑止 2、異常の検知 3、異常に対する緊急対処 となります。 なので、異常の検知のために巡回する部分をロボットにやらせよう という考えは理にかなっています。 ですから、上記にある「セコムロボットX2」のような製品が成田空港で 提供開始するというのは、あながち間違いではないでしょう。 でも私の考えは少し違います。 ロボットは高額ですしメンテナンス頻度も高いです。 場合によっては有人コントロールも要求します。 そこで、既存のアラームセンサー群を応用します。 IRセンサー、扉の開閉検知センサー、ガス検知センサー、音響センサー、 RFIDタグと読み取りセンサー、NEC製顔認証システム、すべての扉に電気錠、 画像監視カメラシステム、 などを警備対象の施設に張り巡らせ、すべてオンライン接続します。 こうすることで、出入管理では顔認証によるゲートウェイを通過すること...