【コラム】吉野家の牛丼
吉野家と言えば、牛丼でおなじみのお店ですが、
創業はなんと1899年(明治32年)、に東京日本橋で創業。
主に関東圏への出店をしていましたが、北海道進出は、たしか1994年頃。
それまで北海道では、牛丼というものはアニメ「キン肉マン」で登場する程度の
未知の食べ物でした。
2001年になると、日記サイトで、吉野家を戯画した文章が発表された。
「吉野家は殺伐としてるべきで、大盛りねぎだくギョクを頼むのが通」
と主張するこの文章は、掲示板サイト2ちゃんねるで人気となり、
くりかえし転載され、「吉野家コピペ」と呼ばれるようになった。
また、その動画も制作され公開された。
という、前置きはさておいて。
吉野家はファストフードの牛丼店で、主に男性サラリーマンが
メインターゲットのお店。
上記のコピペではないが、ある意味で殺伐とはしているので、
女性が入りにくい雰囲気はあるものの、東京・有楽町駅前の吉野家などは
女性客もかなり入っており、確実に常連女性が入っている。
そんな吉野家ですが、食べたことがない人には是非、「牛丼並盛り」
からお試しされてほしい。
並盛りのごはんに、煮込んだ牛肉と玉ねぎが載せられているシンプルな
ものですが、これがまた絶妙な味付けでおいしい。
これが380円という価格もすごい。
紅生姜はテーブルに置いてあるのでお好みで追加することができる。
食べ慣れてきたら、生玉子を一緒に追加して、玉子を溶いて肉をすき焼き
スタイルで食べるか、もしくは丼に乗せて肉全体に絡ませて食べるのも美味しい。
ここらへんが基本的な吉野家牛丼のスタイル。
玉子でもし味が薄まるのが気になったらテーブル備え付けの醤油を使うか、
牛丼を頼むときに「牛丼 つゆだくで」
と注文すると、つゆが多めで盛られて提供される。
若干、コメにつゆが浸かるぐらいなので上手に食べると美味しく食べることが出来る。
なので、ものすごくリーズナブルで牛丼というファストフードを楽しめる吉野家は
とてもいいお店だ。
何も気取ることはなく、さっと座ってさっと食べて出ていく。
そういう敷居の低さと丼ごはんを安く美味しく食べられる吉野家を再認識したい。