【レポート】MSI Creator Z16 Hiroshi Fujiwara Limited Edition

 MSI x 藤原ヒロシコラボレーション限定モデル
に触る機会があったのでポチポチとレポートします。

性能としては
CPU: Core i7-11800H
GPU: GeForce RTX 3060 Laptop GPU
ディスプレイ: 16インチ、WQXGA、165Hz、ミニLED
メモリ: 16GB(8GB×2) DDR4
SSD: 1TB
キーボード:Mini LED SteelSeries Per-Key RGB テンキーレス日本語キーボード
スピーカー:ステレオ4スピーカー(Sound by DYNAUDIO)
I/Oポート:Thunderbolt™ 4 Type-C、USB3.2 Gen2 Type-A ×2
 ヘッドホン出力 (Hi-Res対応)/ マイク入力 コンボジャック ×1
本体サイズ(W×D×H/MM):359×256×15.9mm
本体質量:2.2Kg



輸送用のダンボール箱から取り出すと、真っ黒に白地とエンボス加工のある化粧箱。




化粧箱を開けると、ノートパソコン本体、
その下に専用インナーケース
さらにその下に、電源ケーブル、ACアダプター、ワイヤレスマウスが
格納されています。


最下段の手前にはマウスパッドも用意されている!





キーボードの右上に電源ボタンキーが配置されており、ここで電源投入・オフが
出来るようです。
起動するとキーボードが光ります!



CPU-Zによると、Intel i7-11800H 45.0W 8コア16スレッドですね。



マザーボードはMS-1571 HM570のようです。


メモリはDDR4 16GB デュアルチャンネル


サムスン製のDDR4-3200 8GBが2枚刺さっているようです。


GPUは、NVIDIA GeForce RTX3060 Laptop GPU
グラフィックメモリにGDDR6 6GBのようです。


GPU-Zによれば、GA106
GeForce RTX 2070 Mobile
Quadro RTX 4000
GeForce GTX 1080 Ti
GeForce RTX 2080 Mobile
あたりに近い性能のようです。



付属のワイヤレスマウスは、電池カバーを開けた中にUSBドングルが格納されています。
単4乾電池を2本使用するようです。


AVアダプターは、結構大きいし重い…


気になったのでサイズを測って見たら14.3cmぐらい。
据え置きに使うにはいいけど、持ち歩こうとすると本体は重量2.2kgあるし、
ACアダプターはデカいし重いし(重量は計測しなかった)なので
基本的には据え置きで使うのがいいかも。




ACアダプターは本体、左側。
1枚目のようにケーブルを前にすると、排熱が当たってよくなさそうなので
画像2枚目のようにケーブルを奥に向くようにしたほうが良さそう。


左からUSB3.2 Gen2 Type-A ポート
Thunderbolt 4 Type-C ポート
ヘッドホン出力 (Hi-Res対応)/ マイク入力 コンボジャック
と並んでおり、バッテリーランプが見える。


本体右側には、
USB3.2 Gen2 Type-A ポート(ワイヤレスマウスのドングルを挿した)
Thunderbolt 4 Type-C ポート
そして、microSDカードリーダーがある。
このmicroSDカードリーダーはSDXCに対応しているようなので
デジカメやアクションカメラ、スマホなどからmicroSDカードを持ってきても
直接読み込めそう。


こんな高級マシンで、マビノギをするなんて、なんて贅沢な!
とか思われるかもしれないが、比較用なので。
普通のゲーム画面のように見えるが、左上のショートカットアイコンや文字が
かなり小さく表示される。
16インチ・WQXGA(2,560×1,600)なので、かなり広く感じる。
これが、1920×1200だと以下のような感じになる。


相当に大きく表示されていることがわかる。
1つだけ難点を挙げるとすると、本機のディスプレイはグレアパネルなので、
黒く表示される画面などでは、周囲や照明などが映り込むため、表示している画面や
周囲の環境によっては、映り込みが鬱陶しい。

マビノギを起動したときに、もう1つ気付いたことがある。
「あれ?マビノギってこんなにBGMがキレイだったっけ???」

今まで何年もプレイして死ぬほど聞き慣れたゲームの曲が、
妙にキレイに聞こえるのだ。
ログイン画面や、キャラクターセレクトのシーンで強い違和感を感じる。
「こんなBGMだったっけ?いやもしかしてマビノギのアップデートで
BGMがリニューアルしたのか??」
と思っていたが、原因は本機によるものだった。




Nahimicというアプリが常駐しており、音声にエフェクトがかかっているようだ。
バーチャルサラウンド技術と音声の明瞭度をコントロールしている様子で
どうもこれが原因のようだ。
マイクのエコー除去や雑音抑圧も管理している様子。


じゃあ、マビノギ以外の曲はどうなんだ?
って言うことで、東方永夜抄の原曲メドレーを再生してみました。
純粋に音楽が鳴っている、あるいはゲーム系楽曲であれば
それなりにきれいなエフェクトがかかり、いい感じに聞こえる。

しかし、ボーカルのある通常楽曲などを再生すると、全体がこもったような感じに
なったり、不自然な聞こえ方をするので音源によって相性がありそうな感触を受けた。


本機はもう1つ注意点がある。
https://www.youtube.com/watch?v=jqtJDLt2bO4
LaptopMediaチャンネルによると、メモリスロットにアクセスするためには
本機底板を開けた後、バッテリーを外し、マザーボードをひっくり返さないと
メモリスロットにアクセスが出来ない仕様になっている。
通常のユーザーでは、メモリ増設を許さない設計になっているため、
自分でメモリの換装をすることはまず無理。
とは言っても、16GB以上のメモリを要求するような使い方をする場合、
本機を購入するよりも、最初から32GB以上あるモデルを選択するか、
MSI公認サポート店で、購入時にメモリ増設を依頼するなどをしたほうが良さそう。
ツクモ各店や、パソコンショップ・アークなどがリストにあるので、
購入時にメモリ変更オプションを付けて購入するか
購入後に持ち込みでメモリ換装を依頼するのが安全にメモリを換装して
もらえることになる。

価格コムによると、最安値で24万5,999円
ツクモでも、26万9,800円のようなので、実売価格としてはこのあたり。
もうちょっと安いといいなあとは思うところはあるが、GeForce RTX3060と
i7 11800H、WQXGAでリフレッシュレート165Hz、Windows11アップデート無料対応
ということを考えるといい選択だと思う。