【コラム】ソフトバンクAQUOS Phone 006SHでスクリーンショットを撮る方法 #softbank #006SH


ソフトバンクのAndroidスマートフォン006SHを購入して色々と操作してみたのですが、画面キャプチャーをする方法が無いようです。これは困りました。
調べてみるとauのIS03でもスクリーンショットを単体保存する方法が無いようです。
ただ、兄弟機であるはずのSH-12Cには、HOME+電源ボタンでスクリーンショット機能があるようです。
ドコモSH-12C取扱説明書36p

ドコモにあってソフトバンク版には無いとは何事かシャープっ!

というわけで、無いものは仕方が無いのでさっさとAndroidのスクリーンショット保存手順を実行したいと思います。


導入には
【初心者向け】Android SDKインストール手順
http://smartgoods.me/2011/01/android_sdk_install/
を紹介しているブロガーさんを参考にしましょう。
基本的にこの手順を実施して「パスを通す手順」まで行います。


・まずAndroid SDKをダウンロードします。
ダウンロードURL:http://developer.android.com/sdk/index.html
ここからAndroid SDKをダウンロードして展開します。

・ORACLE「Java SE DOWNLOAD」をダウンロードする
ダウンロードURL:http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
ここからJavaを選択してダウンロードして、それぞれインストールします。

・シャープ デベロッパーズスクエアからUSBドライバ(ADB)をダウンロードして展開しインストールします。
https://sh-dev.sharp.co.jp/android/modules/driver/index.php?/sharp_adb_all/download
この展開したUSBドライバの場所は、後でUSBドライバを認識させるのに必要なのでメモしておきましょう。

・006SHの設定をする。
006SHの端末設定画面から「アプリケーション」→「開発」→「USBデバッグ」と進み、「USBデバッグ」にチェックを入れます。
006SHをパソコンとUSBケーブルで接続し、パソコンのコントロールパネルから「システム」→「ハードウェア」→「デバイスマネージャ」を表示させ006SHが「Android Phone」として認識しているかを確認します。
もし認識していない場合には「?」マークで表示されるので手動で先ほどダウンロードした、シャープのUSBドライバ(ADB)をインストール設定します。
これで、パソコン側から006SHをデバッグモードで認識されます。
認識すると、画像のように「Android Composite ADB interface」と表示されます。

・Android SDKから「ddms.bat」を起動する。
Android SDKをインストールすると、Android SDK マネージャーのフォルダ内に「tools」というフォルダがあるので開くと「ddms.bat」がありますのでこれをクリックします。


起動に成功するといよいよ立ち上がります。
Deviceをクリックし「Screen Capture」をクリックするとようやく006SHで表示されている画面が表示されるようになります。
Refreshで更新、Saveで画像保存することができます。
保存する画像はPNG形式で保存の度に名前を変更しないと上書き保存されてしまうので注意してください。
で、実際にこの画面をキャプチャーするとこのようになります。
表示されている画面をそのままキャプチャーするので、ホームに置いてあるアイコンや、上部ステータスバーなどがそのままですが、このようになります。
壁紙には、海藍先生の芳文社刊「トリコロプレミアムブック」壁紙から設定させて頂きました。
縦解像度が960ありますので画像ソフトなどでリサイズしてからJPEGで保存し、microSDHCに転送するなどして設定しました。横幅があると左右にスクロールさせたときに壁紙もスクロールしたりしますので壁紙にこだわってみるといいかもしれません。
(c)海藍/芳文社



さて、先の購入コラムでメール着信音が個別にしか設定出来なかったという件は、メールの受信設定から着信音を設定できることが判明したので、手順を解説します。
・メールアイコンをクリックすると受信ボックスが表示されますので「設定」→「共通設定」を選択します。

「受信/表示設定」→「音・バイブ・ランプ」→「メロディ」の順に開きます。

設定できるメロディは、本体にプリセットされている効果音や曲、microSDに収録・転送したWMAなどが設定できるようになっております。
表示された曲を選択すると再生されるので、メール着信に設定する曲・効果音を選択したら下段の「決定」で設定します。
これでメールの着信音を設定できました。
その他、電話帳を編集して特定の人からの着信音は個別に設定できるので、必要に応じて着信音を個別に設定することができます。
携帯電話で今まで使えたSMAF形式/.mmf形式は非対応フォーマットになってしまったのでWMA形式をお使いください。

※表示されているmicroSDの曲についてはツッコまないで下さいw

これで画面キャプチャーと、着信音設定が出来るようになりましたのでブログなどの素材としてスクリーンショットを使う時には便利になりました。

しかしながら、やはり単体で標準仕様としてスクリーンショット機能は欲しかったですね。
グーグルマップなどをスクリーンショットで保存して、現在地などをメール添付するような使い方はあると思うのですが、なぜドコモのSH-12Cでは単体でスクリーンショット機能があってソフトバンク版には無いのか、シャープを小一時間問い詰めたい思いでいっぱいです。

ところで、インプレスさんから006SHの活用ガイドブックが6月30日に発売されるようです。

なかなか機種特定本が出るのは珍しいのですが、XPERIAのように注目のスマートフォンということなのか発売が楽しみでもあります。


そんなこんなで、発売されたばかりの006SHですがAndroid初心者ながら、色々やってみました、というレポートでした。
やはり、iPhoneとはOSレベルで違うのであまり比較するのも難しいところがありますが、今までの携帯電話から引き継ぐことを前提とするならば、おサイフケータイや赤外線があって、今までのmicroSDも使えるAndroidスマートフォンがお勧めかも知れません。

iPhoneは、FLASH非表示という制約があるものの、音楽再生に特化したスマートフォンなのでやはり利用者の使い方でiPhoneか、Androidかに分かれると思います。
まあ、iPhone5は次世代おサイフケータイ規格であるNFCを実装してくるという噂もありますし、秋にはiPhone5が発表発売されるであろうということもあり、また魅力的なiPhoneが登場することで、利用者としては色々迷ってしまいそうです。