【記事】任天堂の新ゲーム機 Wii U 概要発表、ギャラリー&動画


E3 2011 のキーノートで任天堂が発表した次世代ゲーム機 Wii U の続報をお届けします。Wii U は6.2型16:9 のタッチ画面を備えたコントローラと、据え置き型の本体からなる家庭用ゲーム機。コントローラ画面の映像は本体からワイヤレスで送られます。本体はHDMI 端子と1080p HD出力に対応しており、テレビを使わずにコントローラの画面に映して室内携帯ゲーム機として遊ぶことや、テレビとコントローラの2画面を使ったゲームが可能です。

まずコントローラ側の仕様は:
  • 6.2インチ16:9 タッチスクリーン。(解像度は不明。プラスチックの一般的なスタイラスが使えることから、iPadのような静電容量式ではなく 3DS のような感圧タッチと思われる)。
  • 左右にアナログスライドパッド、十字キー、ABXYボタン、LR、LZ / RZボタン。画面下部に Wii と同様のホーム・スタート・セレクト。
  • 前面カメラ、ジャイロセンサー、加速度センサー、マイク、スピーカー、振動モーター。
  • 充電式。本体から離れてコントローラだけで「据え置き機レベルの」ゲームができる。
本体およびシステム全体の仕様は:
  • IBM Power アーキテクチャのマルチコアプロセッサ。(IBMによれば、45nmプロセスで「大量の」embedded DRAMを搭載したカスタムチップ。)
  • 内蔵フラッシュストレージのほか、SDスロットまたはUSBメモリやUSB HDDを利用可能。
  • HDMI端子搭載。出力は1080pまで。AVマルチ端子でコンポーネント / D端子 / S またはコンポジットアナログ出力。
  • 音声はHDMIからリニアPCM 6ch出力またはAVマルチでアナログ2ch。
  • USB 2.0 端子 x 4。
  • Wii との後方互換性。Wii のゲームディスクやダウンロードタイトルが動く。Wii リモコンを同時4本まで接続できるほか、ヌンチャクやクラコン、バランスボードなどあらおるWii コントローラに対応。
  • メディアは「新ハード用12cm高密度光ディスク」およびWii用ディスク。Wii と同様のセルフローディングドライブ。
発売は2012年。E3の米国向け発表でサードパーティータイトルとして名前が挙げられたのは Batman: Arkham City, an Assassin's Creed game, Dirt, Ghost Recon Online, Tekken, Metro Last Light,Aliens Colonial Marines, Ninja Gaiden 3: Razor's Edge, Darksiders II など。また任天堂の岩田社長は、スマッシュブラザーズの新作を Wii U とニンテンドー3DS向けに発売し、両プラットフォームで連携される計画も明らかにしています。続きはテレビと Wii U コントローラを使った多人数プレイの応用を示した動画および発表会の様子。




情報元:Engadget Japanese
http://japanese.engadget.com/2011/06/07/wii-u-2/




--------
任天堂がE3で次世代機を発表しました。
コントローラー側に6.2インチ液晶を持たせるとか、かなりチャレンジャーな仕様になっています。
メディアも「新ハード用12cm高密度光ディスク」という表現から独自仕様?のようなニュアンスがうかがえます。
単純にDVDフォーマットかもしれませんが。

それにしても、Wii後方互換があるとは言え、どんなタイトルが出てくるのかが気になります。