【スマホ料金プラン】「ソフトバンクさんネタみたいな料金プランを出してしまう「~1GB2980円~3GB4980円 通信速度制限にかかると128kbps」 」

まとめサイト「ハムスター速報」さんの記事によると、ソフトバンクのミニフィットプラン+

に批判が集まっている。

http://hamusoku.com/archives/10356457.html

この記事の一次ソースはインプレスケータイWatchの記事で、次の解説文がある。

 ソフトバンクは、最大3GBの段階制料金プラン「ミニフィットプラン+」を発表した。3月17日から利用できる。利用料は2980円~4980円(税抜、以下同)。

 ミニフィットプラン+は、通信量に応じて料金が変わる段階制のプラン。約1年前に登場した「ミニフィットプラン」を改定したもので、これまでは1GB、2GB、次いで5GBで、最大6500円だったが、今回は最大3GBとなり、料金も変わった。

 3GB以上になると、通信速度は最大128kbpsに制限される。

https://k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1307238.html


参考までに競合するauでは、「ピタットプラン5G」があるので引用してきた。


~1GB:2980円

1GB超~4GB:4480円

4GB超~7GB:5980円

https://www.au.com/mobile/charge/smartphone/plan/5g-pitatto/


1GBまでの利用では同じ2980円ではあるが、

auのピタットプラン5Gの場合4GBまで使えて4480円とあるため

ユーザー的にはauの方が安価ということになる。

加えて7GBまで使ったとしても5980円なので、割り増しを払ったとしても

auのプランのにメリットがある。

※ソフトバンクで4980円で抑えたいとしても、3GBまでであり、

それであれば4GBまで使えて4480円のauの方が安いので

ソフトバンクのプランに優位性が無い。


オンライン専用プランである「LINEMO」「povo」は20GBで2480円

但し、対人サポート無しのオンライン専用プランなので単純には比較出来ない

部分はあるものの、ワイモバイルのフルサービスプランにしても

新料金プランでは

3GB:1980円

15GB:2980円

25GB:3780円

高速データ通信超過時の通信速度:300Kbps/1Mbps

https://www.ymobile.jp/sp/ym/


とあり、ソフトバンクのミニフィットプラン+はワイモバイルの新料金プラン

よりも著しく劣悪なプランで競合のauプランと比較しても現実的ではないプラン

であると言える。

営利企業なので利益が必要なのは理解するが、サブブランドであるワイモバイルよりも

劣化したプランを提供するというのは、さすがに批判を免れないだろう。


もし仮に、ソフトバンクがオンライン専用プランやワイモバイル新料金プラン、

競合auピタットプラン5Gを考慮して見直すのであれば、

ワイモバイルの料金に準じて、7GBまでを1980円で提供するべきだろう。

こうすると1GB2980円からも安くなり、

3GB4980の場合だったとしても、2000円安くなり上限も7GBまでになる。

これぐらいは十分に対応できるはずなのに、そうしなかったのは、

おそらくワイモバイルとLINEMOでの囲い込みを狙ったもので、

あえて割高なプランを必要悪として設定した疑いがある。


武田良太総務大臣はLINEMOの発表を受けて歓迎の意向のようだが、

こうしたメインブランド低容量プランや、家族割による囲い込み料金差別、

障害者プランなどの形骸化など、残された課題は大きく、今後の武田良太総務大臣

と総務省の姿勢が問われそうである。