【記事】ウィルコム、通話用途に向けた2011年秋冬モデルを発表


ウィルコムは、2011年10月以降に発売するPHS端末9機種を発表した。あわせてソフトバンクモバイルのネットワークを利用するモバイルWi-Fiルーターなども案内されている。
今回発表された新機種群は、ウィルコムが昨年12月より展開する「だれとでも定額」の人気を受け、通話用途に主眼を置いた機種が多数を占める。たとえば機能を絞ったモデルのうち、男性向けとなるのが、8月に発売された「WX01UT」(現在、不具合により販売停止中)で、その女性向けモデルとなるのが今回発表された「WX01NX」とされる。
カメラ搭載で、人気シリーズの「HONEY BEE」よりやや大人に向けたモデルとして「WX02K Sweetia(スウィーティア)」「WX03K LIBERIO(リベリオ)」をラインナップし、折りたたみでフィーチャーフォンとして標準的な機種となるのが「WX01K」となる。また「WX01S SOCIUS(ソキウス)」は、通話用途でさらにBluetoothハンドセット機能を備え、スマートフォンやパソコンの通話専用機として使うこともできる。
このほか、子供・シニア向けの「WX01A 安心だフォン」、据置型ながら乾電池でも駆動する「WX02A イエデンワ」、極めて小型化された「WX03A ストラップフォン」といったユニークな機種や、法人向けの「WX01J」、ソフトバンクモバイル網を利用するモバイルWi-Fiルーター「007Z」もラインナップに含まれる。
このうち、「WX01J」は来年3月発売だが、その他のモデルは10月~12月に発売される。いずれも、3月の東日本大震災以降に需要が高まった、緊急地震速報には対応しない。また今回のラインナップにW-SIM対応機種は含まれない。
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 ウィルコムは21日、今秋~来春にかけて発売する新機種の発表会を開催した。通話用途に特化したラインナップが発表される一方、来春にもスマートフォンをリリースする方針が明らかにされた。
発表会では、同社代表取締役社長の宮内謙氏がプレゼンテーションを行った。新機種群を発表し、プレゼンテーションの終盤を迎えた頃、「あと2機種発売しようと考えている」として、新商品の開発方針が示された。
1つは3G Wi-Fiルーター機能搭載のストレート型PHS端末とのことで、スマートフォンではないとみられる。もう1つがAndroid搭載のPHSおよび3G対応のスマートフォンになるという。どちらも詳細は明らかにされていないが、宮内氏からは今後、3G搭載のPHS端末を積極的にリリースする方針が示された。 
 URL
ニュースリリース
http://www.willcom-inc.com/ja/corporate/press/2011/09/21/


情報元:ImpressケータイWatch
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20110921_478134.html
http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20110921_478871.html



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PHS回線を使った、固定電話機風のイエデンワとか出してくるあたり、新しい需要が発生しそうです。
これまでは、端末に依存していましたが、イエデンワであれば乾電池駆動もOKで防災時や出張所などでの使用も可能になりそうです。

それよりも注目は、ウィルコムのAndroidスマートフォンを出すということでしょう。
果たして、W-ZERO3後継機種となるスマートフォンになるのでしょうか?