【記事】ソフトバンク、「HTC Desire」「HW002」を発売


 ソフトバンクモバイルは、Android搭載のスマートフォン「HTC Desire」を4月27日に発売する。また、通信対応のデジタルフォトフレーム「PhotoVision HW002」を4月23日に発売する。

 HTC Desire

HTC Desire
「HTC Desire」(X06HT)は、HTC製のAndroidスマートフォン。米グーグルが主導して開発された携帯電話向けソフトウェアプラットフォーム「Android」の最新バージョン「Android 2.1」を採用しており、グーグルの各種サービスが利用できる。マルチタッチや音声検索、Flash Lite 4.0などをサポートする。HTC独自のユーザーインターフェイス「HTC Sense」を搭載するほか、同じくHTC独自機能の「Footprints」を使って、撮影した写真に位置情報や音声、テキストを付加できる。
1GHzで駆動するクアルコム製チップセット「Snapdragon」を内蔵し、光学ジョイスティックやmicroSDHCカード(最大32GB対応、2GB同梱)スロット、約3.7インチ、WVGA(480×800ドット)、6万色表示の有機ELディスプレイ、LEDフラッシュを備えた500万画素CMOSカメラ、FMラジオチューナーを装備する。このほかBluetooth Ver.2.1+EDR、Wi-Fi(IEEE802.11b/g)が利用できる。
大きさは約60×119×11.9mm、重さは約135g。連続待受時間(W-CDMA網)は約406時間、連続通話時間は約390時間。ボディカラーはブラウンのみ。
Yahoo!ケータイやS!メールは利用できない。ただし、S!メールは2010年度下期中にソフトウェアアップデートで対応する予定。価格は、2580円×24カ月(6万1920円)で、月月割(パケットし放題フラットのバリュープログラム適用)として毎月2200円割り引きされるため、実質負担額は380円×24カ月(9120円)となる。利用できる料金プランは、Xシリーズと同じになる。中途解約や契約変更、機種変更をすると、月月割は申込前月をもって適用が終了する。4月27日に改定される「ホワイトプラン」に申し込んでいると、中途解約したり他のプランへ変更したりする場合、契約解除料9975円が発生する。
ソフトバンクモバイルでは、「(4月1日から)予約を受け付けた結果、初期出荷分は予約だけでほぼ完売状態。次回入荷は5月中」としている。なお、初期出荷の台数は明らかにされていない。

 HW002

HW002
「HW002」は、通信モジュール内蔵のHuawei製デジタルフォトフレーム。9インチ、800×480ドット、約1670万色表示のTFT液晶ディスプレイ、SDHCカード(最大8GB)/MMC(最大2GB)対応のスロット、約384MBの内蔵メモリを装備する。メールで送られてきた写真を自動的気に再生し、縦置き・横置きを自動判別して本体の向きにあわせて写真を表示する。対応する画像ファイルは、JPEG、GIF(静止画のみ)、BMPとなる。
大きさは約263×177×29mm、重さは699g。ボディカラーはブラックとホワイトの2色。価格は1280円×24カ月(3万720円)となる。